ついに証拠を発見しました!
前回のブログで書いていた、教授から証拠を探すように言われた私の見解は、「バレエは歴史もあって、伝統を大事にするけど、それでも時間と観客のニーズによって変化する」というものでした。
「歴史と伝統」の部分はすでにサポートしてあったのですが、「時間と観客のニーズによる変化」の部分は少し不足していました。
でも、Elena Daprati, Marco Iosa, Patrick Haggardによる論文、A Dance to the Music of Time: Aesthetically-Relevant Changes in Body Posture in Performing Art (2009)を発見!
私の見解をサポートするのにピッタリでした。
筆者たちは、ロイヤルバレエの眠りの森の美女(ローズアダージオ)を例に、1962年から2003年までにダンサーたちのarabesqueやdeveloppe a la secondeがどのように変化しているかを研究、時が経つにつれて水平から垂直に近くなっていっている(足の高さが高くなっていっている)という結果をだし、それが、ダンサーの身体能力の向上と観客の好みの変化によるものであると述べています。
前回のブログの哲学の話に続き、世の中にはいろんな事を研究する人たちがいるんだなーと感心してしまいました。
参照:
Daprati, Elena, Marco Iosa, and Patrick Haggard. "A Dance to the Music
of Time: Aesthetically-Relevant Changes in Body Posture in Performing
Art." PLOS ONE 4.3 (2009): 1-11. Web. 18 Dec. 2014.
No comments:
Post a Comment